笑ったときに見える大切な“歯茎の状態”について

毎日鏡で顔をみて、歯も見ると思います。でも、ニッと笑って歯茎までチェックしていますか?

笑ったときの歯茎がピンクなら、それは健康な歯茎の証拠です。でも、笑ったときの歯茎の色が黒かったり赤かったりしていたら、それは、歯肉炎、さらに進行していたら歯周病かもしれません。

健康な歯茎はどんな状態かというと、色はピンク色で、歯と歯の間の歯茎はきれいな三角形をしています。触った感じは引き締まった感じで、歯ブラシのときに、血はでません。白い塊である歯石もついていません。

では、不健康な歯茎はどんな感じなのでしょうか。不健康な歯茎は、歯肉の色が赤黒く、ひどい人では黒っぽい色が進行しています。歯茎の形は厚くて丸くなっていて、きれいな三角形をしていません。触った感じもブヨブヨしています。歯磨きをしたときに、血がでて、白い塊の歯石もついています。

こういった不健康な歯茎のサインを見つけたら、それは歯肉炎の始まりかもしれません。痛みがある人は歯肉炎が進行して元に戻らない歯周病かもしれません。歯肉炎はとくに、若い人に多い病気なので、若いから大丈夫と思っている人は要注意です。

また、毎日の歯磨きをサボって、歯茎が不健康であるなら、歯磨きをしっかりと頑張ればいいですが、みんなと同じように歯磨きを頑張っていても、若いときから歯肉炎になりやすかったり、歯周病に進行しやすい人がいます。

こういった人の場合は、若いときから歯茎がずっと不健康であるため、重症になりやすく、下手をすると、30代、40代などの早い時期に歯を失ってしまう場合が多いです。

これは、口の中に大量に歯周病菌が住み着いていたり、体質や遺伝が関係していると言われています。もし、家族の中に歯周病の人がいたら、かなり要注意です。

毎日、歯を磨くときに、歯茎もチェックするようにしましょう。もし、歯茎に不健康そうなサインがあれば、早めに歯医者さんに行って、歯のクリーニングをしてもらいましょう。

歯ぐきの状態が悪くなっても、早い段階であれば専門家のケアを受けることですぐに、健康なピンクの歯茎に戻ります。

逆に放置していると、たとえ歯医者さんで専門の処置を受けても、完全に元には戻らず、一生物がつまりやすくなったり、食べづらい思いをしなくてはいけなくなります。

ぜひ、毎日の歯磨きのときに、歯茎の状態もチェックしてみてくださいね。

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