歯石とは |お口の中をのぞいて、白い塊があったら要注意!

歯石とはプラーク(歯の汚れにたくさん細菌が繁殖したもの)が石灰化といって、硬くなって結晶化したもののことをいいます。歯の表面にガッチリとくっついています。

実はその組成は80%近くがカルシウムなどで構成されており、大きくわけて2つの種類があります。

  • 歯肉縁上歯石
  • 歯肉縁下歯石

[歯肉縁上歯石]

歯茎の上にある歯石が歯肉縁上歯石と呼ばれ、口の中を見て、自分でも確認することができます。

唾液が関係してできるので、白や黄色のような色をしています。下の前歯の後ろや、上の奥歯のほっぺた側によくできます。

歯の周りのべっとりした白いのが縁上歯石
(歯の周りのべっとりした白いのが縁上歯石)

[歯肉縁下歯石]

歯茎の中にある歯石なので、自分の目では見えません。

歯茎の中のプラークが固まって歯にこびりついているので、歯茎の中からでてくる液(歯肉溝浸出液といって、歯と歯茎の間にはごく微量の液で満たされている)に含まれる鉄分や血液の成分を取り込むので、その色は黒くなります。

歯茎が腫れると防御反応で歯肉溝浸出液は増え、歯肉縁下歯石はたくさんできます。

黒いのりみたいなのが縁下歯石
(黒いのりみたいなのが縁下歯石)

ここで、歯石について、驚きの事実があります。

歯石自体は実は悪者ではありません。

歯石そのものは、プラークが石灰化といって、固くなっただけなので、歯周病の直接的な原因ではありません。しかし、歯石は複雑な形をしており、表面はザラザラで小さな穴が開いています。このような形状をしているため、その表面にプラークがつきやすくなります。

そして、そのプラークはこびりつくので、除去するのはとても困難になります。お口のケアの専門家、歯科衛生士にきれいにしてもらわなければいけません。

ですので、歯石というのは歯周病の間接的な原因となります。歯石が一度つくと、どんどんプラークがくっつき、さらに歯茎に炎症をおこし、さらに歯石を作って、、、と悪循環を繰り返します。

それをストップするためには、歯石取り除くしかありません。

しかも、歯肉縁上歯石は除去が比較的簡単ですが、歯肉縁下歯石は取り除くのがとても難しいです。何回かにわけて、治療が必要となります。

歯石は歯の表面にしっかりとこびりついているので、自力ではなかなか取れません。ほっておくと、歯茎の中にさらに、歯石を作って、歯周病がどんどん悪化して、歯がなくなるかもしれません。

ぜひ、今すぐ歯医者さんに行って歯石取りをしてもらいましょう。

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