最近「歯周病のレーザー治療」が注目をあびています

レーザー治療は歯周病はもちろん、虫歯の治療、根っこの治療、口内炎、知覚過敏、黒くなった歯茎のメラニン除去などできます。

レーザー治療のメリットは、痛みが少なく、安全性がとても高いことです。

歯を削るときにキーーーーンとした音が嫌な方が多いと思いますが、このレーザー治療では、そういった不快な音が少ないです。

現在、主に3種類のレーザーが使われています。では、歯周病治療にはどのようにレーザー治療が応用されているのかご説明します。

レーザーは、歯石除去ができます。いつも歯医者さんにやってもらう、ガリガリされるスケーリングというものと違い、痛みが少なく、短時間ですみます。

また、スケーリング後は、歯がしみやすくなります。これは、歯石をとることにより、汚染された歯の表面も削り健康な歯の表面をだすので、歯が薄くなり、象牙質という歯の層が露出するからです。

多くは唾液に含まれる結晶成分によって露出した表面が覆われますが、唾液が出づらい人はなかなかしみるのが治らなかったりします。レーザー治療では、露出した層である象牙質に作用して、しみにくい構造にしてくれます。

しかも、レーザーでは歯周病菌を殺菌してくれます。歯周病におけるレーザー治療には、他にも、腫れた歯茎の治癒を促進してくれる効果があります。レーザーを腫れた歯茎にあてると、殺菌されて、傷の治りが早くなります。

歯ぐきの腫れが改善した症例
(歯ぐきの腫れが改善した症例)

また、歯周ポケットにあてると、殺菌されて、歯周ポケットが改善されます。

レーザーでは、骨の治癒を促進もしてくれるので、歯周病で失われた骨も、完全ではないですが、回復してくれます。

歯周病とは違いますが、タバコをよく吸う方は歯茎が真っ黒です。これは、タバコのメラニンが歯茎に沈着しているからです。このメラニンをレーザーでは除去できます。

メラニンを除去すると、健康的なピンクの歯茎が手に入り、笑ったときの口元の見た目がとても素敵になります。

真っ黒な歯ぐきが健康的なピンクの歯茎に改善した症例
(真っ黒な歯ぐきが健康的なピンクの歯茎に改善した症例)

注意点としては、全ての歯医者さんにあるわけではありませんので、レーザー治療を希望される方は事前に調べたり、歯医者さんに聞いてみるといいでしょう。

ぜひ、レーザー治療を受けて、快適な治療を受け、少しでも失った組織を回復してください。

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