オーラルピースの特徴を最大限に活かせる「介護の現場」
オーラルピースは、オーガニック歯磨き粉で化学合成添加物は一切含まれていません。
そのため、食べても問題がない歯磨き粉です。
そんなオーラルピースの特徴を最大限に活かせる場所が「介護の現場」です。
オーラルピースは、脳梗塞などによって、うがいをしない、できない高齢者の口腔ケアに使われています。
脳梗塞は、生存率は高くなったものの、介護が必要となった原因疾患の上位です。
というのも、脳の血管がつまると、体の様々な場所に麻痺が起こります。
飲み込んだり喋ったりするのに関係する顔から首にかけての筋肉に麻痺がおこると、話すことや食べることが難しくなります。
ですが、完全にご飯が食べられなくなるわけではないので、介護食などを食べて、リハビリをします。
当然、ご飯を食べるので、お口の中はしっかりと歯磨きをしないと歯周病菌などがお口の中で繁殖します。
健康な人では、歯周病リスクを心配するかと思いますが、飲み込むことが難しくなった高齢者の場合、間違って飲み込んだものが、食道ではなく、気管支に入ることがよくあります。
そして、食べ物は歯周病菌が付着しているので、気管支に入ると、肺へと歯周病菌が感染します。
そして、誤嚥性肺炎という肺炎のリスクが上昇します。
とくに、高齢者は、免疫も落ちており、介護が必要な高齢者の死亡原因の一位は肺炎という調査結果もでています。
ですので、要介護者にとって、毎日の歯磨きは、虫歯や歯周病を予防する以上に、誤嚥性肺炎という病気を予防するのに大切です。
飲み込む筋肉に麻痺が起きていると、うまくうがいをできず、うがいをしない高齢者がほとんどです。
ですが、市販の歯磨き粉の場合、食べてはいけない成分が含まれているので、うがいが必ず必要となります。
脳梗塞などの麻痺を起こしていて、飲み込むのもやっとの高齢者には、うがいをするとかえってむせてしまい、うがいができません。
そこでオーラルピースです。オーラルピースは、食べても安心な歯磨き粉です。しかも、抗菌作用があります。
ですので、オーラルピースを歯ブラシにつけて歯を磨いたら、あとはそのままうがいをしなくてもいいのです。
歯に付いた汚れはしっかりと介護をする人が歯ブラシで落とせば、お口の中の細菌を減少させることができます。
キレイにしたあとは、オーラルピースをお口の中に残しておけば、オーラルピースの抗菌作用によって歯を磨いたあとも、お口の中を清潔に保つことができます。
また、麻痺の高齢者だけでなく、認知症によって、うがいの指示に従えない高齢者にもオーラルピースはおすすめです。
完全に天然成分だけで作られている歯磨き粉、オーラルピースだからこそ、うがいをしない高齢者におすすめできるのです。
市販の歯磨き粉では、まず無理です。
オーラルピースが販売されるまでは、うがいができない高齢者には、歯磨き粉をつけずに歯磨きをしていました。
しかし、オーラルピースが販売されてからは、高齢者にオーラルピースを使えるので、今までのオーラルケアよりも高い殺菌効果がある、オーラルケアができるようになりました。
また、オーラルピースは、他の歯磨き粉ではあまりみない、梅味なので、ミント系の歯磨き粉が苦手な高齢者にも受け入れやすい味となっています。
介護の現場ではうがいができないので、歯磨きに困っている方がいるなら、ぜひ、一度オーラルピースを試してもらうのをおすすめします。