舌ブラシの選び方と使い方

舌ブラシ

口臭が最近気にする人が増えています。その原因に、舌の上についている汚れ『舌苔(ぜったい)』が挙げられます。

食べ物の汚れは歯にだけでなく、舌にもつきます。舌苔は菌の住処ですので、きれいにする必要があります。そこで、登場するのが『舌ブラシ』です。

今回は舌ブラシの選び方と正しい使い方を詳しく説明します。

舌ブラシの選び方ですが、薬局などでは、たくさんの種類がでています。舌ブラシは柔らかい、汚れをからめとるものを選ぶのがポイントです。理由は下は歯と違って柔らかいからです。

舌は柔らかいので、硬い毛先で汚れをとると、傷ができてしまい、かえって汚れがつきやすくなります。間違っても、歯ブラシを使って舌苔を取るのはやめましょう。舌が傷だらけになります。

舌を磨く頻度ですが、毎日する必要はありません。舌は健康な人でも多少、白いのは健康です。舌は毎日、少しずつその粘膜が新しくなって、古い角質が舌の上に溜まってきます。これ自体は、全く問題がありません。

しかし、ずっと放っておくと、菌が繁殖してしまいますので、2、3日に一度、磨くくらいで大丈夫です。

舌ブラシの使い方は舌の上を奥から手前に撫でるように使ってください。あまり強くゴシゴシすると、嘔吐反射といって、気持ち悪くなりますし、舌に傷がついてしまうので、注意してください。

舌を2、3日に一度、掃除すると口臭が改善する以外にも良いことがあります。それは、自分の体調がわかります。舌の表面をみて、テカテカして、赤ければ、貧血の可能性があります。

また、白い汚れがなかなかとれなくて表面が白くなっていたら要注意!舌癌かもしれません。前にはなかったのに、いつの間にか、大きくなって、臭いがしたら、危険です。お口の中の癌では、舌癌が最も多いです。

舌のケアをすると、病気の早期発見もできます。舌ブラシを使って、しっかりと口臭予防をしましょう。

舌の汚れがきれいになると、普段のご飯もよりおいしく感じることができますよ。

舌ブラシ
(舌ブラシ)

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