子供が小さいうちはそんなにおやつも食べなかったけど、保育園や幼稚園に入園して、どんどん外で遊ぶ機会も増えて、前みたいに赤ちゃんのおやつでは物足りなくなってきて、甘いお菓子もついつい食べてしまう。
「歯磨き粉で虫歯を予防したいけど、歯磨き粉っていつから使っていいのか、よくわからない」
そんなお母さんの悩みについて、詳しくご紹介していきます。
いつから歯磨き粉は使えばいいの?
よくお母さんたちに聞かれるのが「何歳から歯磨き粉は使えばいいの?」ということです。
基本的には「3歳から」というのが一般的です。
というのも、3歳から「ガラガラうがい」を行える幼児が増えるからです。
しかし、こどもそれぞれ、発達、発育が違い、3歳になってもなかなかうがいができないというのは、珍しいことではありません。
逆に2歳でもガラガラうがいができちゃうという子もいます。
ですので、まずは歯磨き粉なしで、最後にうがいをさせてみて、飲んでしまうようであれば、まだ歯磨き粉は早いですし、しっかりと、ブクブクして、ちゃんと吐き出せるようであれば、もう歯磨き粉を使用してもいいでしょう。
あくまでも歯磨き粉の使用の目安は3歳ですが、それは目安です。
お母さんがしっかりとお子さんがうがいをできるかチェックして、できるようであれば、歯磨き粉を少しずつ使わせてみましょう。
おすすめの歯磨き粉は?
小さいお子さんの歯磨きで問題なのは、歯磨き粉の「味」です。
というのも、子供は味覚が敏感で、甘そうな歯磨き粉でも、実はメントールが配合されていて、にがい、まずい!といって、吐き出してしまったり、歯磨きが歯磨き粉のせいで嫌!となってしまうこともあります。
なので、できるだけ、お子さんにあった歯磨き粉を選んで、「まずい!」と言われてしまったものは使うのをやめておきましょう。
私自身も子供が小さく、市販のものから、歯科医院専売の歯磨き粉を使用してみたのですが、3歳の娘はやはり「歯科医院専売」の歯磨き粉がよかったようです。
具体的な商品名をあげると「チェックアップ」のいちご味でした。
娘には最初、薬局で販売しているアンパンマンの歯磨き粉を使ってみたのですが、どうもイガイガする、まずい!と連呼していました。
私自身使ってみたのですが、味はそこまでまずくないし、甘いしなぜだろう?と思ったのですが、おそらく、歯磨き粉のサラサラ感が歯科医院専売の歯磨き粉の方がよかったからではないか?と考えています。
歯科医院専売の歯磨き粉はフッ素も配合されていますし、何よりも研磨剤が配合されていないので、使い心地がいいようです。
どうしても研磨剤の含有量が多くなればなるほど、ざらつきは多くなります。
市販の歯磨き粉でも子供用は研磨剤の配合量は少ないはずですが、それでも敏感なこどもの味覚には「ざらざら=まずい、にがい」と認識するようです。
大人になると、ある程度、味覚がよくも悪くも鈍感になってしまいますから、このちょっとの研磨剤の量でのザラザラの違いをわかるのは困難ですが、さすが3歳と、私自身、改めて気づかされました。
ですので、もし、お子さんが特にピーマンなど野菜が嫌いで、苦いの嫌!というお子さんは、歯科医院専売の歯磨き粉がおすすめだと思います。
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1歳、2歳でも歯磨き粉を使いたい場合は?
どうしても共働き家庭でおじいちゃん、おばあちゃんに預けていると、2歳でも、甘いお菓子をついつい食べちゃう習慣ができてしまうことはよくあります。
だからこそ、歯磨き粉を使って虫歯を予防したいというお母さんも多いかと思います。
でも、ガラガラうがいはできないし、どうしよう、という場合におすすめしたいのは、食べても安全な「オーガニック歯磨き粉」がおすすめです。
オーガニック歯磨き粉の中には、天然成分で虫歯を殺菌、予防する歯磨き粉があります。
食べても安心なので、うがいできなくても使用できます。
やはり歯磨き粉をつけないで磨くよりも、歯磨き粉をつけたほうが、虫歯予防効果が高いので、どうしてもお菓子を食べてしまうお子さんにはおすすめです。
ぜひ歯磨き粉をうまく使って、お子さんと楽しく虫歯予防してくださいね。
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