芸能人は歯が命と言われますが、歯が白いととても好印象をもたれるから、そう言われます。
インターネット調査によると、初対面の男性、女性ともに、なんと8割以上の人が、初対面の人の歯を見ているそうです。
歯が汚かったり、ましてや歯肉炎や歯周病によって口臭がしたら、第一印象でかなり悪い印象を与えてしまいます。
とくに、取引先であったり、接客業の人、また、独身の方なら、合コンなどのコンパで気になる人の第一印象が悪いと、他にどんなに顔や性格がよかったとしても、人の記憶に残るのは「でもあの人歯が残念だった」という悪い印象です。
では、白い歯はなぜ好印象をもたれるのでしょうか？それは色の性質にあります。白はウェディングドレスなどに代表されるように、純粋無垢の印象を与える色です。このイメージから、清潔感という印象を白は与えます。清潔感は、好感度と直結するため、白い歯は好感度をアップさせ、人から良い印象をもたれやすくなります。
鏡で笑ったときの顔を見てみてください。顔の面積、下1/3が歯が占めます。
あなたは、他人と話すときにずっと目を見続けて話をするでしょうか。おそらく、目を見続けて話すことはあまりしません。目を見続けるのが恥ずかしくても、人と話すときは、顔を見て話さなければ、話を聞いていない、失礼だと思われないために、目以外のパーツをみます。目を見続けたとしても、3秒ほど見てから、別の顔の部位を見るはずです。顔の目以外のパーツとして、よく見られるのが「歯」となります。
ですので、歯は、白くてきれいではいけないということになります。特に芸能人は毎日テレビなどのメディアを通して私達視聴者に見られるため、歯を綺麗にしています。芸能人でも、売れ始めると矯正したり、歯をホワイトニングなどをして、徹底的にきれいにします。
最近ではハリセンボンのはるなさんが、今まで前歯の神経が黒く、汚かったですが、白いきれいな歯になりました。はるなさん本人も食事のレポートをするときにおいしくなさそうに見えて、視聴者からクレームがきた、という風におっしゃっていました。
このように、私達は歯を知らず知らずのうちに意識して見ているのです。そして、歯が黄ばんで汚いと不快感を覚えてしまいます。
では、歯を白くきれいにするにはどうすれば、いいのでしょうか。まず第一に大切なのが、毎日の歯磨きです。私達は毎日お茶やコーヒーなど、ステインを多く含んだ食べ物や飲み物を摂取しています。ですから、歯は毎日磨かないと黄ばんで汚く見えてきます。
次に大切なのが定期的な歯のクリーニングです。歯が汚いと感じる原因の一つに白いザラザラした塊、歯石があります。さらにこの歯石は、放置すると歯と同様もしくはそれ以上に着色汚れがつきやすいため、とても、汚く見えてしまいます。定期的なクリーニングをすることで、歯医者さんで専門の道具を使って歯に艶をだし、ピカピカにしてもらえます。
そして、最後はホワイトニングです。定期的なクリーニングでも、十分にきれいになりますが、加齢とともに歯はだんだん黄ばんでくるため、歯医者さんでの専門のクリーニングを受けても、もともとの歯の自然の色以上に白くはなりません。しかし、ホワイトニングをすると、専用の液で歯を白くきれいにしてくれるので、歳を重ねて黄ばんだ歯もきれいになります。
特に歯を白くすると、顔の印象が明るくなるため、いわゆるマイナス5歳の印象を与える効果もあります。まずは、鏡で自分の歯が綺麗かどうかチェックしてみてくださいね。
