「歯ぎしりなんてしてない」という人でも、夜に歯ぎしりをしていることはあります。
歯ぎしりは脳のストレスを解消するために、自然と体が行っていることがあります。
そんな歯ぎしりですが、ちょっとならいいのですが、夜寝ている間中、重症な方では、起きているときでも、歯ぎしりを無意識に行っていることがあります。
そんな歯ぎしりがひどい人はどうすればいいのか、その症状や、対策をご紹介します。
歯ぎしりを自分がやっているかチェックしよう!
それではまず、自分が歯ぎしりをしているかどうかチェックしてみましょう。
- ホッペの粘膜に下の歯並びに沿った白い線がある
- 肩こりがひどい
- 頭痛がひどい
- 口を開けた時に歯がすり減って平になっている、ギザギザしている
- 歯をみたときに白ではなく、黄色っぽい
3つ以上あてはまるとかなり危険です。
歯ぎしりをしている人はホッペの粘膜を噛むので、粘膜に歯並びにそって、噛んだあとが、残ります。
また歯ぎしりをしえいると、首や肩の筋肉を収縮させるので、肩こりや頭痛を引き起こします。
さらに歯に相当な負担がかかっていますから、歯の頭の噛む部分が、すり減って平たくなっていたり、逆に歯が欠けてギザギザしています。
さらに歯ぎしりが進行すると、歯の表面の白いエナメル質がなくなり、黄色がかった象牙質が露出します。
歯ぎしりをしている人は、マウスピースをしよう
歯ぎしりをしている人は、歯がどんどんすり減ってしまいますが、これによって知覚過敏が生じることがあります。
歯の刺激を遮断するエナメル質がすり減ってしまい象牙質が露出してしまい、歯がしみやすくなります。
こういった人は詰め物やかぶせ物をしても、歯ぎしりがひどいので、詰め物やかぶせものがとれやすく、歯ぎしりをやめないかぎり、歯がしみるのがおさまりません。
さらに歯ぎしりがひどいと、歯がしみやすいだけではなく、歯ぎしりするたびに、顔の筋肉とそれにつながる、肩、首、頭の筋肉を過剰に収縮させるので、頭痛や肩こりを引き起こします。
こういった症状を改善するためにマウスピースがおすすめです。
残念ながら、歯ぎしりは脳がストレスを感じて、無意識で行ってしまう、不随意運動です。
ストレスを解消すれば、歯ぎしりを軽減させることはできますが、ストレスを解消するのはとても難しいです。
ですので、マウスピースを使用することで、マウスピースが歯にかかる負担を軽減して、歯がすり減ってしまうのを予防してくれます。
夜の歯ぎしりがひどいと意識している方はもちろん、意識していないけど、口の中をチェックしてみて、歯ぎしりの兆候がある方は、マウスピースの治療を受けて、歯の負担を減らすことが重要です。
歯ぎしりをしているかわからないときは、歯医者さんで診断してもらいましょう。
マウスピース治療は保険もきくので、ぜひ、歯医者さんで歯ぎしりがひどいと言われたら、歯の寿命を延ばすためにも、ぜひマウスピース治療を受けてくださいね。