知覚過敏の治し方 ~知覚過敏用の歯磨き粉がおすすめ~

知覚過敏

冷たいものがしみる、でも、歯医者さんに行くと、「虫歯はないですね!」と言われてじゃあ、この冷たいものがしみるのはなぜ?と思いますよね。

それは、おそらく、知覚過敏という歯の病気です。知覚過敏という病気はどんな病気なのか、知覚過敏の治し方についてご紹介します。

知覚過敏とはどんな病気?

知覚過敏とは、歯の表面にあるエナメル質にヒビが入ったり、割れたりしてしまうことによっておこります。

エナメル質は、歯の表面にある固い組織で、歯を刺激から守っています。ですが、固い組織である以上、割れてしまうおそれがあります。

エナメル質が割れてしまったりヒビが入ったりする原因は、加齢であったり、固いものを食べてしまったり、または、歯を強くぶつけてしまったといった外傷などがあります。

一度歯にヒビが入ってしまうと、もとの状態にはもどりません。このヒビから冷たい刺激が歯に伝わり、冷たいものがしみるようになります。

知覚過敏の治し方は?

知覚過敏用の歯磨き粉

知覚過敏の治し方の一番の方法は「知覚過敏用の歯磨き粉」を毎日、できれば毎食後に使うことです。

知覚過敏用の歯磨き粉には、歯の神経を鈍麻(鈍く)させる働きがあります。毎日使うことによって、歯の神経が過敏になっている状態を抑えてくれます。

ただ、毎日使わないと神経はまた過敏となるので、毎日使うことがポイントです。

歯医者さんでの知覚過敏の治し方としては、エナメル質に入っているヒビをコーティングします。

ですが、コーティングである以上、車のコーティングなどと同じで、噛んだり、飲んだりするお口の環境では、コーティングが剥がれます。

コーティングしてもしみる場合は、歯を削って詰めます。ですが、虫歯ではないので、健康な歯を削ることになります。それでも、しみるのが治らない場合は、歯の神経を取る処置をします。しかし、歯の神経を取る処置をしますと、歯がもろくなりやすくなります。

ですから、歯を削ったり、歯の神経を取る処置は歯医者さんでも、最終的な手段となります。

たいていは、歯医者さんで受ける定期的なコーティングと、知覚過敏用の歯磨き粉を使うことによって、知覚過敏の症状はおさまります。

ですので、根気よく歯医者さんに通って、なおかつ、知覚過敏用の歯磨き粉を使いましょう。

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おわりに

知覚過敏は一度なってしまうと、かぶせものをしない限り完全に治ることはありません。ある程度日常生活が送れる程度のしみるのであれば、問題ないとされています。

ですので、知覚過敏の症状と、歯を削ったり、神経をとったりすることによるリスクを歯医者さんと相談して、知覚過敏の治療を行いましょう。

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