インフルエンザ予防にも!口呼吸を改善する「あいうべ体操」とは?

元気

インフルエンザはもちろん、寒い季節は風邪が流行します。

師走の忙しい時期に体調を崩すと本当に大変です。

また小さなお子さんも、年末年始に体調を崩してしまうと、病院が開いていないので、とても困る、というお母さん、お父さんも多いと思います。

ですから、日頃から、インフルエンザだけでなく、風邪を予防することが大切です。

そこで、今回は風邪予防に効果的、テレビの人気番組でも紹介された「あいうべ体操」をご紹介します。

あいうべ体操とは?

あいうべ体操とは、「口呼吸」改善のためのお口や顔面の筋肉を鍛える体操です。

最近は固いものはあまり食べず、柔らかくて口どけのいいおいしい料理ばかりを食べるようになっています。

そのため、お口の筋肉が衰え、常に口を閉じていられない「お口ポカン」という子供が増えています。

お口が開きっぱなしだと、常に口から、空気中のウィルスやホコリが侵入しやすい状態となるので、風邪になりやすいです。

鼻で呼吸すれば、鼻には、鼻毛や鼻水といった防御機構があるため、口で呼吸するよりも、体内に侵入するウィルスを減少させることができます。

また、鼻は構造的に空間が奥で広がっているので、吸った空気が温められ、肺への負担も小さくなります。

口呼吸では冷たい空気がそのまま気道に入るので、刺激を与えて体の負担が大きくなります。

そこで口呼吸を改善するのに注目されているのが「あいうべ体操」です。

あいうべ体操は衰えた口周りの筋肉を鍛え、口呼吸を改善してくれます。

実際の研究でも、あいうべ体操を実施したある市内の小学校では、毎年流行するインフルエンザの罹患率が他の地区の小学校と比較して、大幅に減少したという報告がされています。

あいうべ体操をしよう!

それでは、口呼吸を改善してくれる「あいうべ体操」をさっそくご紹介していきましょう。

1、「あー」 と大きく開けます。開くだけいっぱい開いて3秒、大きな声であーと叫びましょう。

2、「いー」と言いながらこれも3秒、大きな声でいーと叫びましょう。

3、「うー」と言いながら3秒、大きな声でうーと叫びましょう。

4、「べー」べーと言いながら舌を思いっきりのばして叫びましょう。

たったこれだけの体操です。

できれば1日いつでもいいので、「あいうえべ」を1セットと30回すると効果的です。

家で家族の前でやるのは恥ずかしいという方は、お風呂のときに行うのがおすすめです。

特に最近の子供は口呼吸が増加しており、今の大人世代よりも口呼吸によって虫歯や歯周病、歯並びの悪化が心配されます。

ですので、風邪予防だけでなく、お口の健康のためにも、これからの寒い季節は特にこの「あいうべ体操」をやってみてくださいね。

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