口呼吸をどのように治せばいいのか

口呼吸は、体にとって悪影響ばかり与えます。例えば虫歯や歯周病を悪化させたり、風邪を引きやすくなります。また、鼻呼吸と比べて、酸素を体の中に取り込みづらいため、スポーツをするときに持久力が持たなかったり、また、集中力を低下させてしまったりします。口呼吸を治すにはまず、口呼吸の原因を知ることが大切です。

口呼吸の原因として、まず、鼻づまりがあります。鼻がつまっていると、鼻で呼吸できませんので、口呼吸となります。この場合は、耳鼻科を受診して、治療を受けましょう。風邪の治療であったり、アレルギーの治療を受けることが多いです。

次に、口呼吸の原因として挙げられるのは、歯並びです。出っ歯の人は、口をもともと閉じづらいため、口呼吸になりやすくなります。また、口呼吸はさらに出っ歯を悪化させるので、悪循環となります。この場合は、矯正治療を受けることによって、唇が閉じるようになるため、歯医者さんに相談しましょう。

そして、口呼吸の原因で最も多いのが、「クセ」です。風邪が長引いたり、もともと歯並びが悪かったりすると、口で呼吸するクセがつくため、口呼吸のクセがついてしまいます。原因がクセである場合は、とても治療が難しいです。しかし、口呼吸のクセを治す方法はあります。それは「ガムを噛む」ことです。

私達は食事をしているとき、何呼吸でしょうか?食事をしているときは、口は必ず食べる働きを優先させますから、鼻呼吸ですよね。食べているときに、息ができなくて、苦しんでいるという人はまずいません。

ですから、食べているときは、人は必ず鼻で呼吸をしています。そこで、ガムを噛むことによって、口呼吸のクセを鼻呼吸に治すことができます。もちろん、常に食べているのは難しいかもしれませんが、なるべくガムを噛むことで、口呼吸を治すことができます。

ただ、この口呼吸の治し方の欠点は寝るときには出来ないということです。そこで、寝るときに口呼吸の対策としては、マスクをしましょう。口呼吸が治らないとしても、マスクをすることで、空気中にいるウイルスやホコリをガードしてくれるので、喉に優しいです。

ただし、これは、その場しのぎのような対策ですから、なるべく普段から唇を閉じて、ガムを噛んで口呼吸のクセを治しましょう。ガムはキシリトールガムを噛めば虫歯予防にもなります。

また、自分自身が口呼吸かどうか、わからない人が多いため、口呼吸があまり問題視されていません。風邪を引きやすかったり、口や唇が乾燥しやすければ、口呼吸の可能性が非常に高いです。口をポカンとあけていると注意されたことがある人も口呼吸の可能性が高いです。心配であれば、一度、歯医者さんや耳鼻科に行って先生に相談してみましょう。

もし、口呼吸であれば、ご紹介したガムを噛む方法で自分の健康や集中力アップのために、口呼吸を改善してみてくださいね。

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