歯の健康はとても気になりますが、なかなか歯医者さんに行かない方は多いです。また、歯周病は自覚症状が乏しいので、悪化してからしか歯医者さんに行きません。
そこで、歯周病かどうかのセルフチェックを今回はしていきましょう。
【歯周病チェック項目】
- 歯を磨くと血が出る。
- 家族から口が臭いと言われた。
- 食べるときによく食べ物が歯にはさまる。
- 歯が浮いたような感覚がある。
- 歯茎が腫れて赤い。
- 歯がグラグラしている。
- 歯茎がなんとなくかゆいような感じがある。
- 昔は歯並びがきれいだったのに今は悪くなってしまった気がする。
- 歯を磨かずに寝る。
- タバコを吸う。
- 一年以上歯医者さんに行っていない。
- いびきを家族から指摘される。
- 朝起きたら口が乾燥していて、口呼吸をしている。
- 口の中が乾燥しやすい。
- 歯がグラグラして、うまく噛めない。
- 歯が痛い。
- 歯茎から、膿がでている。
- かぶせものがとれたままにしている。
- 歯が抜けたまま放置している。
- 前に治療してもらったところが違和感がある。
いかがだったでしょうか?
実は一つでも当てはまる方は歯医者さんに一度チェックしてもらう必要があります。
特に最新の研究で、タバコの受動喫煙と虫歯には、非常に強い関連があるという報告がありました。それ以外にも、タバコを吸う方はタバコの煙による血流障害が常に起こっていますし、タバコに含まれるニコチンなどの有害物質により、虫歯のみならず、歯周病を急速に悪化させます。
タバコを吸う人は、血流障害が起きていますので、歯茎はパッとみ腫れていないのに、重度の歯周病に陥っている可能性が非常に高いです。ですので、タバコを吸う方は、歯茎に痛みが出た時点で歯を抜く覚悟しなければいけません。
自分の歯で食べることは健康寿命を伸ばすことにつながります。今、働いていて歯医者さんにいく余裕のない方は大勢いると思いますが、歯は一度病気になると、風邪のようにいつの間にか治っているということはありません。
いつのまにか痛くなくなったのは、歯の神経が菌にやられて腐ってしまって痛みを感じることができなくなっているだけです。放っておけばさらにその菌が別の歯を虫歯にさせたり、歯周病にさせたりします。
歯周病かどうかを上のチェックリストでしっかりと確認してください。
そして、それをきっかけに歯医者さんへ行きましょう。また、当てはまらなかった人も日頃の歯のケアをしっかりと振り返って、歯を大切にしましょう。そうすることで、最後まで自分の歯で美味しいご飯が食べられますよ。