子供の虫歯予防は、毎日の食生活でもできる!

子供の虫歯予防

虫歯予防には、毎日の歯磨きはかかせませんが、歯磨きだけではなく、普段の食生活にも目を向けることで、より効果的に虫歯予防をすることができます。

虫歯になりやすいものの代表として、チョコレートがあります。チョコレートはなぜ虫歯になりやすいのかというと、虫歯菌のエネルギー源となる砂糖をたくさん含み、なおかつ粘着質が強いので、歯にべっとりと付着し、磨いても歯の溝に入り込んで、虫歯になります。また、磨いてもなかなか歯にべっとりついてしまうので、とれません。

こういった理由から、チョコレートなどの砂糖をたくさん含んだ粘着質のお菓子は虫歯になりやすいです。

また、見落としがちな虫歯になりやすいものとして、スポーツドリンクがあります。夏の熱中症対策や風邪で熱が出たときに、水分だけでなく、汗で失った塩分を補うのに効果的なスポーツドリンクですが、これは実は虫歯に非常になりやすいです。

風邪のひきやすい子どもは、重度の虫歯であることが多いのですが、その原因の一つにこのスポーツドリンクがあげられます。

スポーツドリンク自体は悪くないですが、スポーツドリンクを飲むと砂糖をたくさん含んでいるので、歯が砂糖水に浸されている状態で寝てしまうことになります。もし、寝る前にスポーツドリンクを飲んだら、必ずお茶や水を飲み、できれば再び歯磨きをしましょう。

最近では哺乳瓶でこのスポーツドリンクを飲ませて、前歯に虫歯ができてしまう子供が増えています。スポーツドリンクは風邪を引いたときや夏の熱い時期だけ飲むようにして、とくに脱水がおきないような状態でなければ、水分はお茶や水から摂取するようにしましょう。

このように、虫歯になりやすい食べ物はたくさんあります。そこで、小さい子供がいるお母さんができるおやつや、食事を少し変えると、虫歯予防ができます。

まず、小さい子供がいるお母さんにオススメな虫歯予防に効果的なおやつがあります。それはヨーグルトです。ヨーグルトは、乳酸菌がたくさん含まれていますよね。お口の中はたくさんの菌が住んでいます。お口の中に住んでいる菌はそれぞれその数のバランスをとって生活しています。虫歯になりやすい人は、この菌のバランスにおいて、虫歯菌が多くなっている傾向があります。そこで菌のバランスを虫歯になりにくくするために、ヨーグルトを食べます。ヨーグルトにはたくさんの乳酸菌が含まれていますから、お口の中の菌のバランスが変化します。

次に普段の食生活でできる虫歯予防として、繊維質の食品をとることをおすすめします。これは、食物繊維が豊富な食べ物は、歯にべっとりとつくことがないので、虫歯になりにくいです。また、繊維質の食品を摂取すると、食べている中で、歯にべっとりとついていた、別の食べ物を繊維質にからめてとってくれることもしてくれます。ですから、普段からサラダやごぼうなどの煮物を一品添えることで、虫歯予防ができます。

他にも最近では、チョコレートでもキシリトールを含んだものがありますので、そういった虫歯になりにくいおやつに変えてみるのもよいと思います。

おやつをヨーグルトに変える、普段の食事にサラダなどの繊維質を多く含む食品を取り入れる、こうちょっとした工夫で子供の虫歯予防ができます。

毎日でなくてもいいので、できるときに、やってみてください。食生活を変えることは虫歯予防になり、体にとっても良いことなのです。

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