小学生の歯ブラシの使い方や選び方のポイント

小学生の歯ブラシ

小学生になると、今まで生えていた子供の歯が生え変わり、大人の歯が生えてきて、お口の環境が人生の中で著しく変化していきます。

大人の場合、歯ブラシを鉛筆持ちをして、歯ブラシを細かく歯にあてて動かしましょうという風に、指導しますが、小学生の場合、とくに低学年の場合は、このような磨き方を指導しても、なかなか難しくてできません。

鉛筆持ちをしてうまく磨ければいいですが、うまく力がいれられずに、隅々まで磨くのは難しいのです。

ですので、小学生、特に低学年の場合は歯ブラシを利き手に握ってもらい、歯にまっすぐあてて、しっかりと前後に磨くように、一番簡単な方法を指導します。

高学年になれば、大人と同じような磨き方ができますが、低学年のうちは、簡単な磨き方を毎日自分でしっかりと毎食後磨くのが大切です。

そして、小学生の歯磨きで大切なことは、『歯ブラシ』です。というのも、子供の場合、力強く磨いてしまうので、大人の歯ブラと比べると、すぐにひらいて、歯ブラシが悪くなってしまいます。

開いてしまった歯ブラシで、毎日歯を磨いても、歯の汚れはしっかりととれず、虫歯や歯肉炎の原因になります。

ですので、大人でも、一か月に一回の歯ブラシの交換が必要ですが、子供の場合は、早いと2週間くらいで交換が必要となります。

子供の歯ブラシは、こまめにチェックして、開いてしまったら、すぐに交換しましょう。

また、前述したように、小学生のときは、子供の歯が大人の歯に交換され、歯並びが大きく変化します。

ですので、歯が生え変わるまでは、子供用の歯ブラシを使いましょう。

子供用の歯ブラシは子供でも持ちやすく、歯ブラシのヘッドが小さいので、大人の歯と子供の歯が生え変わる時期にはとくに細かい部分までしっかりと磨けるのでおすすめです。

大人用の歯ブラシは、歯が生え変わってからにしましょう。子供の成長にもよりますが、小学6年生には、大人用の歯ブラシでも大丈夫です。

小学生の時期は、大人の歯が生え変わり、虫歯リスクが上昇してしまう時期です。さらに、生えたての大人の歯は、まだまだ弱いので、虫歯になりやすいです。

ですから、小学生のうちは、子供専用の歯ブラシを使ってしっかりと隅々まで汚れを落としましょう。

また、低学年のうちは、保護者の方がしっかりと毎回、仕上げ磨きをしましょう。

高学年になったら、仕上げ磨きはしなくても、一週間に一度、口の中をチェックして、磨けているかどうかをチェックしましょう。

小学生のうちは、歯が生え変わる大切な時期です。しっかりと子供専用の歯ブラシを使って汚れを落としましょう。

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