小学生に入学すると、お母さん、お父さんは子供の色んなことで悩みごとが多いかと思いますが、子供の歯が大人の歯に生え変わる時期は虫歯にならないか、心配かと思います。
そんなお母さん、お父さんの悩みを解決するために、小学生の虫歯予防に効果的な歯磨き粉やその使い方についてご紹介します。
薬局にいけば、たくさんの子供用の歯磨き粉が販売していますが、歯が生え変わる小学生の時期にはどういった歯磨き粉がいいのでしょうか。
小学生の低学年のうちは、前歯が生え変わり、さらに小学生にあがると、お菓子やジュースを飲む頻度が高くなるので、虫歯リスクがあがります。
ですので、虫歯予防に効果のあるフッ素入りの歯磨き粉を使いましょう。
さらに、フッ素入りの歯磨き粉を選ぶときは、研磨剤があまり含まれていない、低研磨性のものを選びましょう。
さらに、泡立ちがいいと、少しの時間で磨いた気がしてしまうので、低発泡性という歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
中にはおいしい歯磨き粉がありますが、フッ素いりでも、甘味料がふくまれていると、歯を磨いている意味がなくなります。
ですので、小学生のとくに低学年のうちは、フッ素が含まれていて、低研磨性、低発泡性の歯磨き粉を選びましょう。
また、小学生の高学年になると、歯肉炎のリスクが上昇します。歯肉炎になっていると、将来的に歯周病になり、歯がなくなってしまうので、小学生のうちから、歯肉炎予防が大切です。
小学生の歯肉炎予防には、大人も使うような歯周病予防歯磨き粉がおすすめです。
ですが、市販の歯周病予防歯磨き粉では、小学生のお口の中は、子供の歯と、幼若な大人の歯が生えているので、刺激が強いことがあります。
歯に優しく、しっかりと歯茎を刺激してくれる研磨剤が入っていない、歯茎に効果のある成分しか配合されていない歯磨き粉を使うようにしましょう。
例えば、リペリオなどの歯科専売の歯周病予防歯磨き粉が子供の歯肉炎予防にもおすすめです。
小学生は、低学年から高学年にあがるにつれて、お口の環境が劇的に変化します。
低学年のうちは、虫歯リスクが高く、学年があがるにつれて、歯肉炎リスクも上がります。
また、中には虫歯リスクも歯肉炎リスクも高い小学生もいます。
ですので、歯医者さんで虫歯リスクが高いのか、歯肉炎リスクが高いのか判断してもらい、小学生のお子さんの持つ、リスクを歯医者さんに教えてもらいましょう。
両方のリスクが高い場合は、どちらのリスクがより高いのかを歯医者さんに診断してもらい、リスカの高い方を予防する歯磨き粉を使いましょう。
また、現時点で歯医者さんにいけないで、虫歯と歯肉炎のどちらのリスクが高いかわからない場合は、フッ素入り歯磨き粉を使って、しっかりと毎日歯磨きをすれば、歯肉炎も自然と改善します。
小学生の時期は、歯が大人の歯と子供の歯が生え変わるので、虫歯リスクも歯肉炎リスクも高くなる時期です。
ですから、しっかりと歯磨き粉を使って小学生のお子さんの虫歯と歯肉炎を予防しましょう。