子供におすすめの歯磨き粉

子供におすすめの歯磨き粉

子供の歯磨きは、生涯、虫歯にならないためにとても大切な習慣です。虫歯になると、その歯は寿命が短くなります。1本の虫歯は他の歯の虫歯も引き起こします。ですから、子供のころからの歯磨きの習慣は虫歯に生涯ならないために大切なことです。

その歯磨き習慣にさらに歯磨き粉を使うともっと虫歯予防に効果的です。

子供におすすめの歯磨き粉について、ご紹介します。

3歳まではブクブクうがいができないため、歯磨き粉はいりません。3歳までは、歯磨きの習慣をつけることが大切です。3歳を過ぎたくらいから、歯磨き粉を徐々に使いましょう。

子供におすすめの歯磨き粉はフッ素入りの歯磨き粉です。特に、小学生のときは、歯が子供の歯から、大人の歯に生え変わる時期ですので、虫歯になりやすくなります。また、生えたての歯は、未熟のため、虫歯になりやすいです。しかし、毎日、フッ素入りの歯磨き粉を使うことで未熟な大人の歯にフッ素が取り込まれ、虫歯になりにくい強い歯になります。

大人の歯は14歳まで、生えてきます。大人の歯が生えそろうのは15歳くらいですので、中学生、高校生の間はフッ素入りの歯磨き粉を使うことをおすすめします。

また、歯磨き粉を選ぶときに注意点があります。それは、研磨剤です。研磨剤はとっても小さい石と同じで、汚れを削りとって落としています。そのため、市販のホワイトニング歯磨き粉の中には、研磨剤がたくさん含まれているものがあり、使えば使うほど、歯が削れてしまうおそれがあります。

子供の歯である乳歯や、生えたての大人の歯はとても弱いため、成熟した大人の歯と比べると、研磨剤であっという間に削られてしまいます。ですので、お子さんの歯磨き粉を選ぶときには低研磨性もしくは研磨剤無配合のものを選ぶと、お子さんの歯にとても優しいです。

フッ素は毎日使うことで、歯に浸透して歯を強くしてくれるため、毎日使うことが大切です。また、歯磨き粉に含まれるフッ素の量はきまっているので、なるべく高配合のものを選ぶようにしましょう。

大人の使う歯周病用の歯磨き粉にもフッ素が配合されているものがありますが、他の殺菌成分や抗炎症成分が含まれていますのでフッ素の配合量が下がります。ですので、お子さんと保護者の歯磨き粉は別々にしましょう。

また、最近では、オーガニックにこだわった歯磨き粉もあります。これは、食べられる歯磨き粉ですので、ブクブクうがいのできない小さいお子さまにもおすすめです。化学合成材料も一切使っていないので、アレルギーが心配の天然成分の殺菌成分を含んでいるため、虫歯や歯肉炎にも効果があります。もちろん研磨剤は含まれていないので、歯は削れません。しかし、フッ素は含まれていないので、歯を強くすることはできません。

子供の歯を守るために、毎日の歯磨きはもちろん、歯磨き粉も一緒に使って、強い歯にしましょう。強い歯は一生の宝物です。

[子供におすすめの歯磨き粉まとめ]

  • フッ素入りのもの。
  • なるべくフッ素高配合のもの。
  • 低研磨性もしくは研磨剤無配合のもの。
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