東京オリンピックが2020年に開催されますが、その影響もあって、小さな頃からスポーツを習うというお子さんが増えています。
水泳にレスリング、テニス、体操など、これからの若い世代にはメダルの期待が非常に大きいですよね。
そんなスポーツですが、勝負の勝敗には、積み重ねた努力、技術、そして、もう1つ勝負を左右する因子があります。
それは歯並びです。
歯並びとスポーツがなぜ、関係するのか、そして、どうして勝負を左右するのか、その理由をご紹介します。
歯並びと、スポーツには大きな関係があります。
ひとつは、呼吸効率です。
基本的に、人は鼻から酸素を吸って、体を動かします。
鼻は呼吸するための器官のため、酸素をしっかりと肺へと運べます
一方、口は、食べるための器官です。
口での呼吸は鼻の呼吸の効率が悪くなったとき、サポートするためにあります。
ところが、歯並びが悪く、前歯がでている出っ歯だったりすると、口をうまく閉じれないので、口で呼吸をしてしまいます。
歯並びのせいでいつのまにか、口呼吸が主体になっている場合があります。
そうすると、酸素の供給が悪いので、運動しても持久力がなかったり、また、脳への酸素供給が低下するので瞬時の判断が鈍くなるということがあります。
スポーツには、瞬間的な判断力と、持久力はどのスポーツにおいてと重要です。
ですので、歯並びは、スポーツの勝敗に大きく影響を及ぼすのです。
もう1つ、歯並びはスポーツに影響します。
最大限の力、パワーを発揮するには、歯が全て噛み合うことが必要です。
歯並びが悪くて、奥でしか噛めなかったり、上と下の歯の当たっている面積が小さければ小さい分、発揮できるパワーが小さくなっていきます。
歯並びのいい人は全ての歯がバランスよく最大限に噛み合うことができるので、100%の力を発揮しやすいですが、歯並びが悪いと発揮できるパワーはどんどん小さくなります。
スポーツにおいて、筋肉のパワー最大限に発揮することで、最高のパフォーマンスをすることができます。
これは陸上でも、重量挙げでも、ラグビーでも、全てスポーツの共通点ともいえます。
ですから、多くのスポーツではラグビーやボクシングを中心に、歯を守るため目的にマウスピースを使用していましたが、今では、最大限のパワーを発揮するためにもマウスピースが注目されています。
お子さんがスポーツ選手になりたいという夢をもっているなら、ぜひ、小さいうちから、『歯の矯正』をおすすめします。
歯並びの悪いスポーツ選手はトップにはなれない、そんなデータもあります。
ぜひ、トップアスリートを目指して、見た目だけではなく、スポーツの観点からも、歯の矯正を考えてみてくださいね。