何もない口の中に、なぜ歯石ができるのか、不思議に思ったことはありませんか?
歯石は、歯の汚れであるプラークがもとになってできます。歯石はプラークという材料でできているということです。
プラークを土台として、唾液中にあるカルシウムなどのミネラル成分がプラーク中に、蓄積していきます。
すると、少しずつ、ミネラルが結晶化して固くなっていき、白い塊ができます。これが歯石です。
イメージとしては、天然温泉のお湯がでるところに、白い塊ができていることがあるのですが、それと同じです。
そして、小さな白い塊の歯石1gの中には、なんと1000億もの細菌がひしめいています。ちなみに、同じく汚いイメージの便1g中の細菌数は500億ですので、歯石はその約2倍ということになります。
知りたくなかったかもしれませんが、それが事実です。歯石は簡単に歯医者さんで取ってもらえますので、早め早めに歯石除去をしてくださいね。