歯石とは細菌の塊です。しかも、歯石1g中には1000億近い菌が住み着いています。歯にべっとりと歯石がついていたら、細菌数は大変なことになっています。
歯石があると、歯周病がどんどん深刻化します。歯周病が進行すると、歯が抜けるだけではなく、口臭がひどくなったり、妊娠中の方なら早産リスクが上昇、他にも糖尿病を悪化させたりと、いいことがひとつもありません。
そんな歯周病を悪化させる歯石について、詳しくご紹介します。
⇒ 歯石とは |お口の中をのぞいて、白い塊があったら要注意!
歯石の原因と予防
歯石はなぜかいつの間にか口の中にできています。その原因は歯磨きをしないと汚れが結晶化してしまうから。
歯石がついていると歯周病は悪化して、最終的には歯がなくなることも。
だから、歯石を予防するために、普段の歯磨きに歯石を予防する歯磨きを使うと、歯石を予防できます。
⇒ いつの間にかできている歯石、原因と予防方法を解説します
⇒ ”歯石の予防”について具体的に説明します
⇒ 歯石予防に効果的な歯磨き粉を使うことで、歯石は予防できる
歯石がどれほど危険か知りましょう
お口の中をのぞくとなかなか取れない白い塊や黒い塊がついていることありませんか。
痛くないからと放置すると、歯周病がどんどん進行して、歯がなくなるかもしれません。
そんなことにならないために、歯石がどれほど危険かを知って、歯石を予防しましょう。
⇒ いつの間にか口の中にできる”白い塊”、それは歯石です
⇒ 黒い歯石がついていたら、かなり危険です!
歯石はどうやって取るの?
歯医者さんで歯石取りをしてもらいたいと思っていても、いざどんなことをされるのか心配という人は多いです。
そこで、歯医者さんでは、どんなふうに歯石をとってもらうのかを知って歯石取りは怖くないことを知ってください!
⇒ 歯石の取り方(除去)|2種類のスケーラーを使って、歯石を徹底的に除去します
⇒ 歯石を除去することで、得られる効果がたくさんある
歯石がおこすお口のトラブル
歯石は痛くないからと放置していませんか。それはかなり危険です。
歯石を放置すると、口臭がさらに悪化したり、虫歯が進行してしまったりと、次々お口のトラブルが起こってくる可能性があります。
そんな歯石がおこすお口のトラブルについてご紹介します。
⇒ 歯石と虫歯の違いについて説明します
⇒ どうして、歯石があると口臭がするの?
⇒ 歯石を放置したときの危険性について
⇒ なぜ、「歯石が歯周病の原因になるのか」を説明します
歯石とりの頻度について
多くの人は、歯を磨いても、半年くらいで歯石ができて、歯にこびりついてきます。
ですので、半年に1度は歯石をとりに歯医者さんに行くのが効果的です。
ただ、歯石ができやすい方と、できにくい人がいます。
唾液がよくでる人は、歯石がつきやすいです。
ですので、唾液が出やすい人は、3か月に1度は歯石をとってもらうといいでしょう。
さらに、歯並びが悪い人や、歯磨きをしない人は、これよりも早く歯石ができてしまいます。
ですので、歯石が気になる人は一度歯医者さんに行って、歯石とりをしてもらい、どれくらいの頻度で歯石とりをすればいいか、聞いてみましょう。
おわりに
歯石について詳しく知ることで、なぜ歯石が歯周病を悪化させるのかがわかります。
さらに歯周病が悪化すると、歯が抜けてしまうだけではなく、全身の健康にも影響を与えることがわかります。
口の中を見て、白い塊があるけど、痛くないからと放置してしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。
また、歯石は歯の奥、さらにその裏側と、見えないところにもこびりついています。
ですから、自分の目では確認できないとこも、定期的に歯医者さんに行ってチェックしてもらいましょう。
そうすることで、いつまでも、爽やかな健康なお口でおいしくご飯を食べることができますよ。